はじめに|「もう十分やってきたのに」と感じる瞬間
介護の仕事を続けていると、
ふとこんな気持ちが浮かぶことがあります。
- 現場は回せている
- 大きな失敗も減ってきた
- 正直、忙しい
それでも研修案内を見ると、
「今さら行く意味あるのかな」と感じる。
この感覚は、
成長が止まったからではありません。
学びの意味が変わり始めたサイン です。
若い頃の研修と、今の研修は役割が違う
未経験〜初級者の頃、
研修は「分からないことを埋める場」でした。
- 知らないことを知る
- できないことをできるようにする
- 正解を覚える
でも中堅になった今、
同じ研修を同じ姿勢で受けても、
物足りなさを感じるのは自然なことです。
今の研修は、
不足を埋めるためのものではありません。
中堅になってから研修に行く理由は一つ
それでも研修に行く人がいます。
その人たちに共通している理由は、
実はとてもシンプルです。
「答えをもらうため」ではなく、
「問いを深めるため」 に行っている。
- あの判断は本当に妥当だったのか
- 自分の考え方は偏っていないか
- もっと別の見方はないか
研修を、
自分の経験を揺さぶる場として使っています。
研修が「刺激」になる段階に入っている
中堅になってからの研修は、
すぐに役立つことは少ないかもしれません。
でも、
- 違和感が残る
- 引っかかる言葉がある
- すぐ答えが出ない
こうした感覚が残るなら、
研修はちゃんと 機能しています。
それは刺激であり、
経験を深める材料です。
行かない理由が増えるのも、成長の一部
- 忙しい
- 家庭がある
- 役割が増えた
研修に行かない理由は、
年数とともに増えていきます。
それ自体は悪いことではありません。
ただ、
「行かない選択」と
「行く選択」の違いが、
数年後、じわじわ効いてくる
というのも事実です。
研修に行く人が得ているもの
中堅になってから研修に行く人は、
即効性のあるスキルを
期待していません。
代わりに得ているのは、
- 自分の考え方を点検する時間
- 当たり前になっていた視点への疑問
- 「まだ伸びる余地がある」という感覚
これは、
現場に戻ってから
少しずつ効いてきます。
学び続ける人が、現場で静かに違いを生む
研修に行き続ける人は、
目立つ存在ではないことが多いです。
でも、
- 判断が極端にならない
- 他人の意見を柔らかく受け取れる
- 状況が変わっても慌てにくい
こうした違いが、
チームの空気を少しずつ変えていきます。
それでも研修に行くという選択
中堅になってからの研修は、
義務でも、評価のためでもありません。
- 自分の経験を狭めないため
- 考え方を固めすぎないため
- この仕事を、続けていくため
そのための
静かな投資 です。
このプログラムを読み終えたあなたへ
ここまで読み進めてきたあなたは、
- 学び直しを一度終え
- 経験を言葉にし
- 判断やチーム視点を考え
- 研修の意味を問い直してきました
これは、
「もっと頑張れ」という話ではありません。
「ここまで来た」という確認 です。
次の段階へ
これまでの経験と学びを一度整理し、
これから先をどう積み上げていくかを考えたい人へ。
👉介護福祉士取得後5年前後|現場経験を“学び”に変えていく人のためのページ
まとめ|学び続ける理由は、未来のためだけじゃない
それでも研修に行く理由は、
「成長し続けるため」だけではありません。
今の自分を、少し楽にするため。
考え方が固まらないように、
視野が狭くならないように。
そうやって学び続ける人が、
長く現場に残っていきます。
研修を「役に立つかどうか」ではなく、
自分の考え方や判断を深めるための時間として
受け取れるようになってきたなら、
学びは次の形に変わり始めています。
ここから先は、
現場経験や研修で得たものを、
自分の言葉で整理し、共有していく段階です。
👉介護福祉士取得後5年前後|現場経験を“学び”に変えていく人のためのページ
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
このブログは、
不安を消すための場所ではなく、
不安と一緒に立ち続けるための場所です。
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そう感じていたら、
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👉介護への学び直しノート
異業種から介護へ。迷いながら学び直す人のための記録ページです

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