後輩ができて初めて気づいた、自分の成長と限界

はじめに|後輩ができた瞬間、仕事の見え方が変わった

後輩ができたとき、
「自分が先輩になる」という実感よりも先に、
戸惑いの方が大きかった人は少なくないと思います。

  • うまく教えられる気がしない
  • どこまで口を出していいのか分からない
  • 自分が正しいのか確信が持てない

この感覚は、
自信がないから起きているわけではありません。

むしろ、
ここまで積み上げてきた人だからこそ
感じやすいものです。


後輩ができると「分かったつもり」が通用しなくなる

一人で仕事をしているときは、
多少あいまいな理解でも何とかなっていました。

でも、後輩に説明しようとすると、

  • なぜそう判断したのか
  • どこに気をつけているのか
  • 何を基準に選んでいるのか

言葉にする必要 が出てきます。

ここで初めて、
自分の中に
「説明できない部分」があることに気づきます。


それは成長が足りないからではない

このとき多くの人が、
「自分はまだまだだ」と感じます。

でも実際には、
これは 成長の不足 ではありません。

むしろ、

  • 経験が積み重なって
  • 判断が無意識レベルに移り
  • 言語化する機会がなかった

その結果、
頭では分かっているのに言葉にできない状態
になっているだけです。


後輩は「自分の理解度」を映す鏡になる

後輩ができることで、
自分の中の理解が自然とあぶり出されます。

  • すぐ説明できるところ
  • 話しながら整理が必要なところ
  • なんとなく避けてきたところ

これは評価ではなく、
現在地の確認 です。

ここに気づけた人は、
次の段階に進む準備が整っています。


チーム視点が生まれると、仕事の重さが変わる

後輩ができると、
仕事の基準が少し変わります。

  • 自分ができればいい
  • 早く終わればいい

から、

  • 後輩が安全に動けるか
  • チームとして無理がないか

へと視点が広がっていきます。

この変化は、
負担が増えるだけでなく、
判断の視野を広げてくれます。


教えることで、自分の限界にも気づく

後輩を持つと、
「全部は教えきれない」という現実にも直面します。

  • 経験は一気に渡せない
  • 感覚はすぐには伝わらない
  • 相手のペースがある

この限界に気づくことは、
無力さではなく、
現実を受け入れる力 です。


後輩対応で楽になる人の共通点

後輩対応が少しずつ楽になる人は、
完璧な指導を目指していません。

代わりに、

  • 今の段階で伝えることを絞る
  • 分からない部分を一緒に考える
  • 自分も迷ってきたことを共有する

こうして
上下ではなく、流れの中で関わる
姿勢を取っています。


後輩ができたことは「次の学びの入口」

後輩ができたことで感じる戸惑いは、
「向いていないサイン」ではありません。

それは、

  • 経験を言葉にする段階に入った
  • 個人からチームへ視点が移った
  • 学びのテーマが変わった

という 次の入口に立っているサイン です。


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研修案内を見ると、
「今さら行く意味あるのかな」と感じる人へ。

👉それでも研修に行く理由|中堅になってからの学びの価値

まとめ

後輩ができて感じる戸惑いは、
自分の未熟さの証明ではありません。

経験が、次の形に変わろうとしている合図 です。

一人で積み上げてきたものが、
チームの中で意味を持ち始めたとき、
学びはまた一段、深くなっていきます。

ここまで読んで、
少し考えが整理されたり、
自分の今の立ち位置を見直したくなったら、
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👉介護福祉士取得後5年前後|現場経験を“学び”に変えていく人のためのページ

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