「介護って、もっと温かいコミュニケーションの仕事だと思っていた」
未経験で介護の現場に入った当時の私は、
そんなイメージをどこかで持っていました。
ですが、現実はまったく違いました。
正直に言うと、逃げたくなったのです。
介護を、正直なめていた
入職して1週間も経たない頃。
私が一番衝撃を受けたのは、排泄介助でした。
他人の排泄を介助することが、
ここまで大変で、重たい仕事だとは思っていませんでした。
身体的なきつさもあります。
でも、それ以上に心にきたのは、
「介護って、こんなに現実的で、厳しい仕事なんだ」
という事実でした。
もっと、利用者さんとの温かい会話があって、
笑顔のやり取りが中心だと思っていた自分がいました。
それが一気に崩れました。
「建設業より3Kじゃないか?」という衝撃
私はそれまで建設業で働いていました。
体力的にもきつく、環境も厳しい世界です。
だからこそ、介護に来るとき、
「きつさの種類は違っても、少しは余裕があるのでは」
と、どこかで思っていました。
でも実際は違いました。
- 体力的にきつい
- 精神的にもきつい
- 命と生活を預かる重さがある
その上で、給料は決して高くない。
「この給料で、ここまで耐えないといけないのか…」
そんな考えが頭をよぎった瞬間、
胸の奥がスッと冷えるような感覚がありました。
利用者さんの「死」と向き合ったとき
さらに追い打ちをかける出来事がありました。
入職して2か月ほど経った頃、
関わっていた利用者さんが亡くなったのです。
頭では分かっていました。
介護の現場では、珍しいことではない。
それでも、気持ちは大きく落ち込みました。
「自分の関わりは、これでよかったのだろうか」
「もっとできたことはなかったのか」
答えの出ない問いが、何度も浮かびました。
逃げたくなった夜に考えていたこと
仕事を終えて家に帰ったあと、
私はこんなことを考えていました。
「人の人生を預かっている仕事なんだ」
「適当にやっていい仕事じゃない」
それは責任感というより、
重さに押しつぶされそうな感覚でした。
未経験で、何も分かっていない自分が、
本当にここにいていいのか。
正直、不安しかありませんでした。
それでも、次の日も現場に向かった理由
それでも私が辞めなかった理由は、
決して立派なものではありません。
ただ一つ、
「しっかり学んで、最後まで利用者さんと一緒にいたい」
そう思ったのです。
逃げることは、いつでもできる。
でも、分からないまま、怖いままで辞めてしまったら、
きっと一生後悔する。
そう感じました。
今、不安を感じているあなたへ
もし今、介護に興味はあるけれど、
- 自分にできる気がしない
- 怖い
- きつそう
- 逃げたくなりそう
そんな不安を抱えているなら、
それはとても自然なことです。
私も、まったく同じでした。
介護は、甘い仕事ではありません。
でも、逃げたくなるほど真剣に向き合う仕事でもあります。
ここまで読んで、
「それでも一人で決めるのは不安だな」と感じたなら、
無理に正社員で飛び込まなくて大丈夫です。
僕自身、未経験の頃は
派遣という形で“現場を知る”ことから始めました。
✔ 合わなければ断っていい
✔ 未経験でも相談できる
✔ 一人で抱え込まなくていい
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