ひとつの指摘が、頭から離れなくなる
介護の現場で働いていると、
注意や指摘を受ける場面は少なくありません。
- 声かけのタイミング
- 手順の順番
- ちょっとした確認不足
その場では「分かりました」と返しているのに、
あとから、
その言葉だけが何度も頭に浮かんでいました。
もう終わったはずなのに、気持ちが切り替わらない。
注意=否定のように感じていた
当時の自分は、
注意されるたびに、
こんなふうに受け取っていました。
- 自分はダメなんだ
- 信頼されていないのかもしれない
- また迷惑をかけた
実際には、
行動の一部を指摘されただけなのに、
それを
自分全体への評価として
受け止めてしまっていたのだと思います。
引きずっていたのは、「内容」より「意味」
今振り返ると、
注意そのものよりも、
その意味づけが重かった気がします。
- できていない証拠
- 向いていないサイン
- 失敗の記録
そうやって、
一つの指摘に
たくさんの意味を重ねてしまっていた。
だから、
いつまでも引きずってしまったのだと思います。
注意が多い時期は、「見てもらっている時期」でもある
少し時間が経ってから、
見え方が変わりました。
1年目は、
- 任されることが少ない
- その分、細かく見られる
- だから指摘も増えやすい
つまり、
注意が多い時期というのは、
まだ見てもらえている時期
でもある。
放っておかれているわけではない。
関わってもらっているからこそ、
言われている。
そう考えると、
少しだけ気持ちが楽になりました。
「引きずる自分」は、真面目なだけかもしれない
注意を引きずってしまう自分を、
弱いと思っていました。
でも今は、
少し違う見方をしています。
- 同じことを繰り返したくない
- 次はちゃんとやりたい
- 相手の言葉を大事にしている
そう思っているからこそ、
心に残る。
引きずるのは、雑に受け流していない証拠
なのかもしれません。
1年目は、「気持ちの切り替えが難しい場所」にいる
経験が浅い時期は、
まだ判断基準が自分の中にありません。
- どこまでできていれば大丈夫か
- どの程度の指摘は普通なのか
それが分からないから、
一つひとつが重く感じられる。
切り替えられないのではなく、
切り替える材料がまだ少ない
そんな状態だったのだと思います。
今は、「引きずってしまう自分」でいてもいい
注意されて、
気持ちが沈んでしまう。
それは、
人として自然な反応です。
- すぐ立ち直れなくてもいい
- 引きずってしまってもいい
- まだ感情が追いつかなくてもいい
今は、
現場と自分の気持ちをすり合わせている途中
なのだと思います。
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まとめ
注意や指摘を引きずってしまうとき、
人はとても真面目です。
それは、
適当に受け流していないからこそ
起きていることかもしれません。
今はまだ、
うまく切り替えられなくてもいい。
その中で、
少しずつ
自分なりの受け止め方が
育っていくのだと思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
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