介護に興味はある。
でも、なぜか「自分には向いていない気がする」。
はっきりした理由は説明できない。
ただ、不安だけが頭の中に残っている。
そんな状態になっていませんか。
このページは、
介護に向いているか、向いていないかを判断する記事ではありません。
「向いていない気がする」という感覚が、
どこから生まれているのかを整理するための文章です。
最後まで読まなくても大丈夫です。
「向いていない」と感じたのは、調べすぎたあとだった
「向いていない気がする」と感じたのは、
介護のことを調べすぎていた時期でした。
分からないこと、不安なことが次々と出てくる。
それを一つずつ調べていくうちに、
「自分に本当にできるのか」という考えが頭を占めていった。
その結果、
介護職への道そのものを考えられなくなっていました。
不安は、出来事ではなく想像から膨らんでいた
振り返ってみると、
そのときの不安には、
はっきりした出来事があったわけではありません。
不安は、
自分の頭の中で勝手に膨らんでいった、
漠然としたものでした。
分からないことが多いほど、
想像だけが先に進んでいく。
その状態で、
「向いていない」という結論に近づいていたのだと思います。
「向いていない」に押し込めていた、たくさんの不安
今振り返ると、
「向いていない」という一言の中には、
いくつもの不安が混ざっていました。
夜勤は初めてだけど、体力は大丈夫だろうか。
年下の先輩職員とうまくやれるだろうか。
人の命や人生を預かる責任を背負えるだろうか。
今まで学んでこなかった知識の不足。
自分にやれるという自信のなさ。
「あの人は仕事ができないから介護に行った」と
周囲に思われるのではないかという視線。
それらを一つずつ見る余裕がなく、
すべてをまとめて
「向いていない」と感じていたのだと思います。
「向いている人」のイメージは、どこから来ていたか
「向いている人」のイメージは、
テレビ番組でたまに流れる介護現場の映像から来ていました。
画面に映るのは、
いつも落ち着いていて、利用者に優しく寄り添い、
迷いなく支援に向き合っている人たち。
大変さが語られる場面でも、
どこか覚悟が決まっていて、
「この仕事を選んだ人」という強さを感じさせる姿でした。
その映像を見ながら、
自分の中で、いつの間にか
「介護に向いている人=こういう人」
というイメージが出来上がっていたのだと思います。
そして、その理想像と自分を比べて、
「自分には、そこまで踏み込む勇気が足りないのではないか」
「人の人生に、迷いなく関われるほどの覚悟がないのではないか」
と感じるようになっていました。
本当は、
まだ何も始めていない段階なのに。
経験も、現場も知らない段階なのに。
完成された姿だけを見て、
今の自分と比べてしまっていた。
それが、「向いていない気がする」という感覚を、
より強くしていたのかもしれません。
今なら、「向いていない」は結論ではなかったと思える
今振り返ると、
「向いていない」という感覚は、
不安が整理されていなかっただけだと思います。
不安が大きくなりすぎて、
自分でも何が何だか分からなくなっていた時期がありました。
その混乱した状態のまま、
自分にレッテルを貼っていたのかもしれません。
今のあなたも、同じ場所にいるだけかもしれない
もし今、
「向いていない気がするけど、理由が分からない」
と感じているなら。
それは、
本当に向いていないからではなく、
不安がまだ言葉になっていないだけかもしれません。
知らないことが多く、
経験もない状態では、
不安が制御できなくなるのは自然なことです。
ここから取れる、静かな選択肢
今すぐ答えを出さなくても、
できることはあります。
- 「向いていない」と感じた理由を、細かく書き出してみる
- 不安を一つずつ分けて眺めてみる
- 今日は考えるのをやめて、距離を取る
どれを選んでも問題ありません。
何もしない、という選択も含まれています。
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理由が分からない不安があっても、いまはここで大丈夫
不安は、あって当然です。
知らないことや経験不足だと、
不安はコントロールできなくなります。
でも、その不安を一つずつ分解していけば、
自分が進みたい道も、少しずつ見えてきます。
今日は、決めなくて大丈夫です。
このまま閉じても、何も問題はありません。
もし、
「もう少し整理したい」
「今の位置をもう一度見渡したい」
と感じたら、ここに戻ってきてください。

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