私自身が一番悩んでいたのも、実はこの「見学や情報収集をしている時期」でした。
求人を見て、施設のホームページを見て、見学にも行ってみる。
情報は増えていくのに、
「結局、自分は介護に向いているのかどうか」が、かえって分からなくなっていったのを覚えています。
介護の仕事に興味はあるけれど、「自分は介護に向いているのだろうか」「続けられる人と、向いていない人がいるのでは」そんな不安を感じていませんか。
異業種・未経験の方ほど、
始める前に“向き不向き”で悩みすぎてしまうことがあります。
ですが、現場を見てきた中で私が感じているのは、
向いているかどうかは、やってみないと分からない
という、とてもシンプルな事実です。
「向いているかどうか」で悩むのは、
介護の仕事に真剣に向き合っている証拠でもあります。
大切なのは、
向き不向きを一人で考え続けることではなく、
「何を基準に判断すればいいか」を知ることだと感じています。
この記事では、未経験の方が
「向いているかどうか」で立ち止まりすぎないための考え方をお伝えします。
未経験ほど「向いているか」を気にしてしまう
未経験で新しい仕事に挑戦するとき、
誰でも不安になります。
特に介護は、
人と深く関わる仕事
責任が重そう
精神的にきつそう
というイメージが強く、
「自分にできるのか」と考えやすい分野です。
ですが、
この段階で考えている“向き不向き”は、
実際の介護の仕事とは少しズレていることが多いと感じています。
見出し②:「向いている人」の条件は、最初から持っていなくていい
介護に向いている人というと、
「優しい人」「我慢強い人」「コミュニケーションが得意な人」
そんなイメージを持たれがちです。
でも、現場で長く続いている人を見ていると、
最初から完璧だった人は、ほとんどいません。
人との距離感が分からなかった
失敗して落ち込んだ
向いていないかも、と何度も思った
それでも、
少しずつ慣れながら続けてきた人が、
結果的に「向いている人」になっていきます。
最初から自信を持っている人よりも、
戸惑いながら続けている人の方が多い印象です。
「向いていないかも」と感じる時期があること自体は、
特別なことではありません。
介護は「やりながら向いていく」仕事
介護の仕事は、
資格や知識だけでできるものではありません。
利用者さんとの関わり
チームとの関係
自分なりの距離感
こうしたものを、
現場で経験しながら身につけていく仕事です。
だからこそ、
始める前に「向いているか」を完璧に判断しようとしなくていい。
むしろ、
やりながら「自分なりの向き方」を見つけていく仕事だと感じています。この時期は、
仕事ができない=向いていない
と結びつけてしまいがちです。
ですが、未経験であればできないことが多いのは当然で、
評価すべきなのは、
少しずつ慣れていこうとしているかどうかだと思います。
「向いていない」と感じる瞬間は、誰にでもある
介護の現場では、
「もう無理かもしれない」
と思う瞬間は、誰にでもあります。
失敗したとき
利用者さんとの関係に悩んだとき
忙しさに追われたとき
ただ、その感覚は
「向いていない証拠」ではなく、
成長の途中で自然に出てくるものだと思っています。
大切なのは、
一人で抱え込まないことと、
環境を変える選択肢を持っておくことです。
「向いているか」より「続けられる環境か」を見る
未経験の方に一番意識してほしいのは、
自分の性格よりも、環境です。
教えてもらえる体制があるか
相談しやすい雰囲気か
無理をさせられすぎないか
これらが整っていれば、
「向いていないかも」と感じていた人でも、
少しずつ続けられるようになります。
向き不向きは、
環境によって大きく左右される、という視点を持ってみてください。
特に、見学や情報収集をしている段階では、
いろいろな現場を見れば見るほど、
「ここは大丈夫そうだけど、あそこは不安」
と比較してしまい、決めきれなくなることがあります。
でも今振り返ると、
その迷い自体が「真剣に考えていた証拠」だったと感じています。
何も考えずに決めていたら、ここまで悩まなかったはずだからです。
仕事がつらい原因が、
自分の性格や能力ではなく、
職場環境にあることも少なくありません。
特に人間関係や教育体制は、
向き不向きの感覚に大きく影響します。
フルタイムで続けることだけが正解ではありません。
派遣や勤務時間の調整など、
続けやすい形を選ぶことで、
見え方が変わることもあります。
まとめ
向いているかどうかを判断するときは、
「今できているか」ではなく、
次の点を目安にしてみてください。
・現場の雰囲気に耐えられそうか
・教えてもらえる環境があるか
・続け方を調整できそうか
この3つが揃っていれば、
「向いていない」と決めるには早いと感じています。
介護の仕事は、
始める前に向き不向きを完璧に判断できる仕事ではありません。
だからこそ、
「向いているかどうか」で悩みすぎず、
小さな一歩を踏み出してみる。
合わなければ立ち止まる選択もできるし、
環境を変えることもできます。
介護は、
やりながら向いていく仕事。
未経験の方には、そう伝えたいです。
この記事が参考になった方へ。
介護の仕事は、
「考え方 → 現場を見る → 働き方を選ぶ」
という順番で整理すると、判断しやすくなります。
一人で判断するのが難しい場合は、
第三者に相談しながら考えるのも一つの方法です。
実際に働く前後で、
派遣会社などに相談することで、
自分に合った関わり方が見えてくることもあります。
僕自身、未経験の頃は
派遣という形で“現場を知る”ことから始めました。
✔ 合わなければ断っていい
✔ 未経験でも相談できる
✔ 一人で抱え込まなくていい
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