はじめに|「何年目か」では説明できない差
介護の現場では、
「◯年やっているから大丈夫」
「まだ◯年目だから仕方ない」
という言葉がよく使われます。
でも実際には、
年数だけでは説明できない差 が生まれていきます。
- 5年目でも、判断に迷い続ける人
- 3年目でも、落ち着いて対応できる人
この違いは、能力や努力の差ではありません。
経験年数が増えても、楽にならない理由
経験を重ねても仕事が楽にならない人は、
決してサボっているわけでも、考えていないわけでもありません。
むしろ多いのは、
「ずっと頑張り続けている人」 です。
ただ、その頑張りが
次の成長につながりにくい形になっていることがあります。
伸び悩む人に共通する“ある状態”
経験年数で伸びにくくなる人には、
共通して見られる状態があります。
それは、
立ち止まることに、罪悪感を持っている ということです。
- 振り返るより、次の業務を優先する
- 迷うより、早く動くことを選ぶ
- 「考える時間=無駄」だと感じてしまう
結果として、
経験は増えても 経験の意味づけ が追いつかなくなります。
伸びる人は、途中で一度立ち止まっている
一方で、
経験年数に関係なく伸びている人は、
ある時期に 一度立ち止まっています。
それはサボりでも、後退でもありません。
- 「今のやり方でいいのか?」と考える
- うまくいかなかった場面を思い返す
- 自分の判断の癖に気づく
この時間を取れるかどうかが、
次の段階に進めるかを分けています。
立ち止まる=成長が止まる、ではない
現場では、
「止まらず動ける人」が評価されがちです。
でも実際には、
止まれないまま進み続けること が、
伸び悩みにつながることもあります。
立ち止まるとは、
- 判断の背景を整理する
- うまくいった理由を言葉にする
- 迷った自分を否定せずに見る
こうした 内側の作業 をすることです。
経験が「積み重ならない」瞬間
経験が成長につながらないのは、
失敗したときではありません。
多いのは、
- 無事に終わった
- なんとなく対応できた
- 大きな問題が起きなかった
こうした場面を
何も振り返らずに流してしまうこと です。
この積み重ねが、
「年数はあるのに自信が持てない」状態をつくります。
途中で立ち止まった人に起きる変化
一度立ち止まって考える時間を持った人は、
少しずつ変わっていきます。
- 判断のスピードが落ち着く
- 正解探しをしなくなる
- 他人の意見を「材料」として聞ける
結果として、
仕事が楽になっていく のです。
今、立ち止まっているあなたへ
もし今、
- 最近、考えることが増えた
- 以前より迷う場面が多い
- 「このままでいいのか」と感じている
そんな状態なら、
それは伸び悩みではありません。
次の段階に進む準備 が始まっているだけです。
次に読む記事
立ち止まることで見えてきたのは、
判断が楽になる人たちが持っている視点でした。
👉介護の仕事で「判断が楽になる人」が無意識に持っている視点
まとめ
成長を止めているのは、
経験の少なさではありません。
立ち止まることを避け続けること です。
経験を、ただの年数で終わらせないために。
途中で一度、立ち止まることは
次の成長への大切な一歩になります。
ここまで読んで、
少し考えが整理されたり、
自分の今の立ち位置を見直したくなったら、
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