前回の出来事のあと、
「次は、もう少しうまく伝えられるかもしれない」
そう考えたことがありました。
言葉を選べば、
相手を傷つけずに、
利用者のことも守れて、
チームとしても前に進める。
そんな伝え方が、どこかにある気がしていました。
でも、いざ誰かに説明しようとすると、
話は少しずつ歪んでいきました。
「こういう言い方は、合わないかもしれない」
「配慮したほうがいいと思う」
そう言った瞬間、
相手の表情が変わるのが分かりました。
責めているつもりはなくても、
どこか距離が生まれる。
説明しようとすればするほど、
自分の中で、
「利用者のため」と
「職員への評価」が、
絡まっていく感覚がありました。
教えようとした瞬間に起きたこと
「伝える」つもりで話していたはずなのに、
気づくと、
自分が「正しい側」に立っているような形になっていました。
本当は、
何が正解か分からないまま立ち止まっていたのに、
言葉にした瞬間、
答えを持っている人のように振る舞ってしまう。
それが、いちばん大きな違和感でした。
並べることに切り替えた理由
そこで、一度やめました。
説明することも、
まとめることも、
正しさを示すことも。
代わりに、
自分の中にある感覚を、
ただ並べてみることにしました。
・利用者にとって、どうだったのか
・後輩は、どんな意図で関わっていたのか
・自分は、何に引っかかっていたのか
順番も、結論も決めずに。
並べてみると、
どれか一つが正しくて、
どれかが間違っている、
という形にはならないことに気づきました。
ただ、
その場にあった関係や、
それぞれの立場や、
言葉にできなかった距離感が、
そのまま浮かび上がってくる。
終わり
今も、
どう伝えるのが正しかったのかは分かりません。
ただ、
誰かに「教えよう」としたときより、
経験をそのまま並べているときのほうが、
自分の中では、少しだけ歪みが少ない気がしています。
答えは、ここにもありません。
迷ったときは、
経験と思考を並べている場所に、戻ってもらえたらと思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
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「まだ答えは出ていないけど、少し整理したい」
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