研修で覚えたことより、忘れずに残った一言について

現場での出来事と、言葉にできなかった違和感を抱えたまま、
自分は「学び直す」方向に向かいました。
現場で起きた違和感を、どこかで整理できる言葉がある気がしたからです。

研修では、
支援の考え方や、
言葉の選び方、
大切にすべき姿勢が、丁寧に説明されていました。
どれも間違っていないし、
「そうだな」と頷ける内容ばかりでした。

でも、時間が経つと、
スライドの内容や手順は、少しずつ薄れていきました。
代わりに、
なぜか一言だけ、頭に残り続けていました。


内容より、引っかかった一言

それは、研修の中心でも、
強調されていた言葉でもありません。
講師が、流すように口にした一言でした。

「相手に伝わるかどうかは、
 こちらがどれだけ丁寧かとは、別の話です」

そのときは、
特別な意味を感じたわけではありません。
メモも取らず、
深く考えもしませんでした。

でも、現場に戻ってから、
あの場面を思い出すたび、
その一言だけが、何度も浮かんできました。


研修の言葉が、現場にそのまま戻らなかった理由

研修で学んだ言葉を、
そのまま現場に当てはめようとすると、
どこか無理がありました。

言葉は正しい。
考え方も理解できる。
でも、
その場の関係性や、
相手との距離感までは、
うまくすくい取れない。

研修の言葉は、
「正しさ」としては受け取れたけれど、
自分の違和感を、そのまま包み込んでくれる形ではありませんでした。


終わり

だから、
研修の内容を「使おう」とするのをやめました。

代わりに、
自分の中に残った一言だけを、
そのまま置いておくことにしました。

答えにするためではなく、
現場で立ち止まったときに、
戻ってこられる言葉として。

迷ったときは、
経験と思考を並べている場所に、戻ってもらえたらと思います。

プログラム|経験と思考の整理

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

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