中堅という立場を、自分なりに引き受けるということ

中堅という立場を、
どう引き受ければいいのか分からない。
そんな感覚を抱えたまま、
日々を過ごしていませんか。

逃げたいわけではない。
投げ出したいわけでもない。
けれど、
これまでと同じ気持ちでは続けられない――
そんな境目に立っているような感じがする。

この戸惑いは、
中堅という立場を「与えられた役割」としてではなく、
「自分の立ち位置」として考え始めたときに
多くの人が通るものです。


「中堅だから」という言葉が先に来てしまう

現場では、
中堅という立場について
丁寧に説明されることはほとんどありません。

「中堅なんだから」
「もう分かってるよね」
「そのくらい任せられるよね」

そう言われるうちに、
立場だけが先に固定されていきます。

何をどこまで引き受けるのか。
どこから先は引き受けなくていいのか。
それを考える余白がないまま、
日常が進んでいきます。


引き受けすぎても、距離を取りすぎても苦しくなる

中堅という立場で苦しくなる理由の一つは、
極端に振れやすいことです。

すべてを引き受けようとすると、
常に余裕がなくなり、
自分の感情が後回しになります。

一方で、
距離を取ろうとすると、
「逃げているのではないか」
「期待に応えていないのではないか」
そんな不安が残ります。

どちらを選んでも、
しっくりこない感覚が続きます。


「引き受ける」とは、背負い続けることではない

ここで一度、
立ち止まって考えてみたいことがあります。

中堅という立場を引き受けることは、
すべてを自分が背負うことではありません。

むしろ、

・どこまで関わるのか
・どこからは共有するのか
・何を自分の判断にしないのか

そうした線を、
自分なりに言葉にしていくことです。

これは決断というより、
整理に近い作業です。


自分なりに引き受ける、という選び方

「中堅としてどうあるべきか」
という正解はありません。

けれど、

・自分が大切にしたい関わり方
・無理なく続けられる距離感
・引き受けたい責任と、そうでないもの

これらを意識し始めたとき、
中堅という立場は、
少しずつ「他人から与えられた役割」ではなく、
「自分が立っている場所」になっていきます。

急いで形にしなくていい。
揺れながらでも構いません。


まとめ|引き受け直す時期に入ったということ

中堅という立場を、
どう引き受ければいいか分からなくなったのは、
あなたが迷っているからではありません。

これまで無意識に引き受けていた立場を、
一度、意識の上にのせ始めただけです。

すぐに答えを出さなくていい。
誰かの中堅像に合わせなくていい。

今は、
自分なりの引き受け方を探している途中なのだと、
そう捉えてもらえたら十分です。

中堅と呼ばれるようになってからの違和感や立場の揺れを、まとめて整理したページはこちら
👉介護福祉士5年以上、中堅と呼ばれるようになってから考える「自分の立場」|役割を言語化する時期

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

このブログは、
不安を消すための場所ではなく、
不安と一緒に立ち続けるための場所です。

もし今、
「まだ答えは出ていないけど、少し整理したい」
そう感じていたら、
このページに戻ってきてください。

👉介護への学び直しノート
 異業種から介護へ。迷いながら学び直す人のための記録ページです

コメント

タイトルとURLをコピーしました