中級者になってから、
研修に対して少し距離を感じるようになった人も多いと思います。
- 何を学びに行けばいいのか分からない
- 行ったところで、現場は変わらない気がする
- 研修で「正解」を押し付けられるのがしんどい
それでも、
なぜか気になる研修がある。
「行かなくてもいいはずなのに、
なぜか引っかかる」
この感覚は、
中級者になったからこそ生まれやすいものです。
研修=スキル補充、ではなくなった
新人の頃の研修は、
とても分かりやすかった。
- 知らないことを知る
- できないことをできるようにする
- 不安を減らす
でも中級者になると、
- 知識はある程度ある
- やり方も分かっている
- それでも答えが出ない
この状態で研修に行くと、
「もう知っていること」が増えたように感じる。
だから、
研修に意味を見いだしにくくなります。
それでも研修に行く人が、探しているもの
中級者が研修に求めているのは、
- 新しい知識
ではなく - 新しい見方
です。
- 自分の考えを揺さぶられる
- 違う立場の話を聞く
- 今まで当たり前だと思っていた前提が崩れる
こうした体験は、
日常の現場だけでは得にくい。
研修は、
答えをもらう場ではなく、
問いを更新する場になっていきます。
研修に行く理由は「楽になるため」ではない
中級者になってからの研修は、
- すぐに役に立つ
- 明日から楽になる
というものではありません。
むしろ、
- すぐには消化できない
- あとから効いてくる
- 違和感として残る
そんな形で効いてくることが多い。
それでも研修に行くのは、
自分の思考が固まりきるのを防ぐためです。
研修で一番残るのは「内容」ではない
研修を終えてしばらく経つと、
- スライドの内容
- 具体的な手順
は、意外と忘れていきます。
でも、
- ある一言
- 講師の立ち位置
- 受講者同士の空気
こうしたものは、
あとからじわじわ効いてくる。
研修の価値は、
内容そのものより、
考え方が動いたかどうかにあります。
行くか迷う研修ほど、意味があることもある
「行く意味あるかな」
「今の自分に必要かな」
そう迷う研修ほど、
あとから振り返ると
大事な節目になっていることがあります。
それは、
今の自分が、
- 次の段階に入りかけている
- 今の考え方に違和感を持ち始めている
というサインだからです。
研修に行かない、という選択も尊重していい
ここで大事なのは、
研修に行くこと自体が正解ではない
という点です。
- 行かない選択
- 今は距離を置く選択
も、立派な判断です。
大切なのは、
- なぜ行くのか
- なぜ行かないのか
を、自分の言葉で持てているかどうか。
学びは「積み上げ」から「揺らし」に変わる
中級者になると、
学びの役割が変わります。
- 知識を積み上げる
から - 考え方を揺らす
へ。
研修は、
自分の考えを守るためではなく、
更新するための装置になっていきます。
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まとめ
- 中級者になると、研修の意味は変わる
- 研修は答えをもらう場ではなく、問いを更新する場
- すぐに役立たなくても、あとから効いてくる
- 行くかどうかは、自分の基準で決めていい
それでも研修に行く理由は、
自分の考えを止めないためかもしれません。
この記事を読んで、
- まだ考えがまとまりきらない
- 他の迷いも重なっている気がする
- 今の自分の立ち位置を、もう一度整理したい
そう感じた方は、
介護職5年前後の中級者向けに、立ち位置を整理するページに戻ってみてください。
今の感覚に近いテーマから、
無理なく読み進められるようになっています。
👉 介護職5年前後から考える「中級者」という立ち位置|答えを出さなくていい時期の過ごし方
今すぐ答えを出さなくても大丈夫です。
ここは、何度でも立ち戻っていい「整理の場所」として置いています。
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