気づくと、周りばかり見ていた
介護の現場に慣れてきた頃、
自分の仕事よりも、
周りの動きが目に入るようになりました。
- 同期が一人で動いている
- 先輩が次の判断を先回りしている
- できる人が、当たり前のようにこなしている
それを見るたびに、
胸の奥で
小さな引っかかりが増えていきました。
「自分だけ、遅れている気がする」
比べるつもりはなくても、比べてしまう
最初から
誰かと競争しようと思っていたわけではありません。
ただ、
同じ場所で、
同じ時間を過ごしていると、
どうしても目に入ってしまう。
- あの人はもうできている
- 自分はまだ教えてもらっている
- 何が違うんだろう
比べるつもりがなくても、
比べてしまう。
そのたびに、
自分の足りなさだけが
浮き彫りになっていきました。
「遅れている」という感覚が、焦りに変わる
比べ続けていると、
だんだん気持ちが
落ち着かなくなってきます。
- 早く追いつかなきゃ
- 迷っている場合じゃない
- もっとできるようにならなきゃ
焦りが先に立つと、
一つひとつの仕事が
うまく頭に入らなくなる。
結果として、
また差を感じてしまう。
比べる → 焦る → うまくいかない
そんな流れに、
知らないうちに入っていました。
比べていたのは、「今の自分」と「完成形」
今振り返ると、
比べ方にズレがありました。
自分は、
- まだ1年目
- 分からないことが多い段階
- 試行錯誤の途中
なのに、
比べていた相手は、
- 経験を積んだ先輩
- すでに慣れている同期
- いわば「完成形」に近い姿
途中の自分と、出来上がった姿を比べていた
それでは、
差を感じて当然だったのだと思います。
比べてしまうのは、ちゃんと見ているから
周りと比べて落ち込むとき、
「自分は弱い」と思ってしまいがちです。
でも、
比べてしまうのは、
現場をちゃんと見ているからでもあります。
- 周囲の動きに気づいている
- 仕事の質を意識している
- もっと良くなりたいと思っている
無関心だったら、
そもそも比べません。
比べて落ち込むのは、
向上心がある証拠
とも言えると思います。
1年目は、「比べやすい場所」に立っている
1年目は、
自分の基準がまだ定まっていません。
- 何ができていれば十分なのか
- どこまでできれば合格なのか
- 自分のペースがどこなのか
それが分からないから、
周りを基準にしてしまう。
比べやすい場所に立っているだけ
なのだと思います。
今は、「比べて落ち込んでいる段階」でもいい
周りと比べて、
落ち込んでしまう。
それは、
決して珍しいことではありません。
- 比べてしまってもいい
- 落ち込んでもいい
- まだ自分の基準がなくてもいい
今は、
現場の中で、自分の位置を探している途中
なのだと思います。
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まとめ
周りと比べて落ち込むとき、
人はとても真剣です。
それは、
仕事を適当にこなしていない証拠であり、
現場をちゃんと見ている証拠でもあります。
今はまだ、
比べてしまってもいい。
その中で、
少しずつ
自分の基準が見えてくるのだと思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
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